中国が「世界の工場」だった時代は終わり、今や「世界の消費者」に—米メディア
https://iphone-mania.jp/news-161919/
2018年1月1日、米ブルームバーグ通信は、「中国が世界の工場だった時代は終わった。今や世界の消費者になった」とする記事を掲載した。
参考消息網が伝えた。
中国の消費に質的な変化が表れている。もはや生活必需品だけでなく、映画や旅行、保健製品などにお金が流れている。
投資家はこれらの変化に伴うリスクを軽視している。
最新のデータによると、中国の国内総生産(GDP)に消費が占める割合は63.4%。家庭消費は猛烈な勢いで伸び、4兆5000億ドル(約507兆円)に達した。
小売消費は年10%のペースで増えている。
中国の「独身者の日」である11月11日には、ショッピングセールなどでの消費額が250億ドル(約2兆8167億円)となった。
米国の同様のセールの2倍の規模だ。
中国の消費者は成熟を始めた。より豊かになり、より高価な物を買うようになっている。
保健・健康食品、スマートフォンやタブレット端末、スポーツ用品やグッズ、ファッション性の高いインテリア用品、自動車、美容製品などの購買額が、消費全体に占める割合は伸び続けている。
低価格・低品質の商品は市場から消え始めている。
形のある物より、サービスや旅行への支出が増えている。
医療、保健、教育、娯楽、財務、旅行分野への支出が伸びている。
海外に出る中国人は増え、アジア諸国だけでなく、オーストラリア、米国、カナダ、ニュージーランド、欧州諸国も利益を得るようになってきた。
参照記事
最近、上海では高いものが売れています。
安いものより少々高くて質がいいものが人気です。
中国人の考え方も段々と変わってきています。
日本では安くて良い物が相変わらず人気ですが、企業にとっては息苦しい状況ですね。
消費者の考え方が変われば、ある意味景気も良くなるのではないでしょうか。
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