Xmas規制、地方都市に拡大 党中央の方針忖度か
参照 http://blog.livedoor.jp/nanasee/archives/51763914.html
中国の地方都市を中心に、クリスマスを祝うことを規制する動きが広がっている。
伝統文化の継承の必要性を強調する党中央の方針を一部の地方当局が「忖度(そんたく)」して推進しているとみられるが、市民からはさめた反応が目立つ。
遼寧省の瀋陽薬科大学の通知では、「一部の若者がクリスマスなど西側宗教の記念日に夢中になっている」と批判、「西側宗教文化の侵食への抵抗」を呼びかけた。
米政府系のラジオ自由アジアが伝えた。
湖南省衡陽市公安局は共産党員や公務員に対し、家族を含めてクリスマス行事に参加しないよう要求した。
中国共産党中央は1月に「中華優秀伝統文化の継承と発展」に関する意見を発表、「中国精神や価値」を広めるよう促した。
ただ、クリスマス規制の具体的な指示は確認されていない。
大都市の北京や上海では例年同様、目抜き通りにクリスマスツリーやイルミネーションが飾られ、ネットでは友人らとパーティーを楽しむ写真も規制なくアップされている。
米国の高級ブランド店で買い物をしていた上海市の女性(32)は「クリスマスは楽しまなくちゃ。いろんな国の文化を吸収して中国が発展すれば、それでいいじゃない」と話した。
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